令和5年度地方教育行政功労者表彰式
地方教育行政に功労のあった教育委員会関係者171名に対して表彰

10月12日(木曜日)
教育

  文部科学省では、地方教育行政功労者表彰として、各都道府県や指定都市、市区町村の地方教育行政において功労が特に顕著な教育委員会の教育長、教育委員に対して文部科学大臣表彰を行っています。

  10月12日、「令和5年度地方教育行政功労者表彰式」を執り行い、今年度の受章者171名(都道府県・指定都市24名、市区町村147名)の代表者5名に盛山大臣から表彰状を授与しました。

  盛山大臣は挨拶で、長年にわたり教育行政の進展に並々ならぬ御尽力をいただいたこと、また、大きな社会変化が起きている中で様々な課題が顕在化しており、不登校対策等の誰一人取り残されない学びの保障、学校における働き方改革、教師の処遇改善、学校の指導・運営体制の充実の一体的推進、国策としてのGIGAスクール構想の推進などの取組推進にあたり大いなる御協力をいただいていることに感謝を申し上げました。
  そして、引き続きの地域の良さを生かした教育への御尽力や地域の教育の充実と発展のための一層の御支援をお願いしました。

  受賞者を代表して挨拶をされた井出元さん(千葉県教育委員会)は、受賞の喜びや、道徳の教科化、新型コロナウイルス感染症への対応について振り返られると共に、
「誰一人取り残されずすべての人の可能性を引き出す教育を実現するためには、子供たちや教員たちの豊かな人間性を育みながら時代や社会の要請に応じて常に新たな発想を持ち、創意工夫を図ることが重要ですと、今後の日本の教育への思いを話されました。