国立極地研究所の創立50周年記念式典・祝賀会に盛山大臣と山田大臣政務官が出席

9月29日(金曜日)
科学技術・学術

  9月29日、盛山大臣が高円宮妃殿下御臨席の下執り行われた「国立極地研究所の創立50周年記念式典」に出席しました。
  記念式典には、国会議員をはじめ、経済界、アカデミアなどの幅広い関係者が出席されました。

  盛山大臣は、挨拶で、
「国立極地研究所は、長年にわたり南極観測研究の中核実施機関として研究観測計画の立案や、観測基地の管理・運営等を担っていただきました。また、北極域研究においても、研究観測や国際協力、若手研究者の育成を先導してこられました。気候変動などの地球規模課題の解決に大きく貢献する極域の研究観測を推進していく上で、国立極地研究所の役割は非常に大きい。」
と話し、国立極地研究所の重要性と今後の期待について述べました。

  記念式典では、中村国立極地研究所長から「国立極地研究所と極域科学の50年」が報告されるとともに、「極域科学と地球環境のこれから」など注目度の高い極域研究についての講演が行われました。

  また、その後開催された祝賀会には山田大臣政務官が出席し、
「両極域で科学的価値の高い観測を長く続けていくためには、それを担う人材育成が欠かせません。研究所の様々な取組が、研究活動の推進や社会の発展に大きく貢献されることを祈念します。」
と話し、国立極地研究所を激励しました。また、出席された関係者と懇談し、親睦を深めました。
(国立極地研究所創立50周年記念特設サイト)
https://www.nipr.ac.jp/50th/