盛山大臣は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と防災科学技術研究所(NIED)を視察しました

9月28日(木曜日)
科学技術・学術

  9月28日、盛山大臣は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と防災科学技術研究所(NIED)を視察しました。

  JAXAでは、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の運用管制室を訪れ、金井宇宙飛行士にISS各参加極の管制室が連携してISSを運用している様子等を御説明いただいた他、展示館(スペースドーム)で模型等を見ながら「はやぶさ2」や人工衛星による宇宙利用、有人・宇宙環境利用、国際宇宙探査、ロケット・輸送システムなど宇宙開発全般について山川理事長等から御説明いただき意見交換をしました。

  盛山大臣は、取組の規模感等を改めて感じるとともに、アルテミス計画をはじめ、今後の更なる宇宙開発利用の取組へ期待を示しました。

  NIEDでは、地震、津波、火山噴火、防風、豪雨、豪雪、洪水、地すべりなどの自然災害に対する①予測力、②予防力、③対応力、④回復力の総合的な向上を図る研究開発を行っている旨、寶理事長等から御説明いただき、意見交換をしました。
  また、全国約2,100の観測点からのリアルタイムデータを集約・解析し、緊急地震速報等に活用されている陸海統合地震津波火山観測網(MOWLAS)等の取組や、霧雨から毎時300㎜のゲリラ豪雨まで様々な降雨を再現でき、土砂崩れの研究や自動運転技術の検証など幅広く活用されている大型降雨実験施設を視察しました。

  盛山大臣は、防災科学技術分野の研究成果が社会の防災・減災に貢献していることを確認し、民間等との連携での更なる展開にも期待を示しました。

  文部科学省では、今回の視察や意見交換等を踏まえて、関連施策の充実に積極的に取り組んでまいります。

【宇宙航空研究開発機構(JAXA)視察】

【防災科学技術研究所(NIED)視察】