盛山大臣は京都を訪れ、新たな文化行政の展開に向けた関係者との意見交換や文化財の保存修理・防災対策の現場を視察しました。

9月25日(月曜日)
文化

  9月25日、盛山大臣は、文化庁の京都移転を契機とした新たな文化行政の展開に向けて、門川大作京都市長、西脇隆俊京都府知事との意見交換や、文化庁京都庁舎と東福寺の視察を行いました。
  門川市長、西脇知事との面会では、盛山大臣から、これまでの京都移転への御協力に改めて感謝を伝えるとともに、文化庁の京都移転を契機に食文化や文化観光をはじめ、新たな文化振興を展開し、地方創生や世界に発信する取組を進めたいと話し、今後の文化行政の展開について幅広く意見交換をしました。

  国宝・重要文化財である東福寺では、喫緊の課題である文化財の保存修理・防災対策の現場を視察し、文化財の次世代継承に向けて、継続的な修理・防災対策を実施していくことが重要であると説明いただきました。

  文部科学省・文化庁では、今回の意見交換や、移転から半年を迎える文化庁京都庁舎のオンライン会議を含めた執務環境の視察、東福寺における文化財の保存修理・防災対策の現場の視察を踏まえて、文化庁の更なる機能強化を図り、文化財の次世代継承に向けた取組の推進など、関係施策の充実に積極的に取り組んでまいります。

門川大作・京都市長との意見交換

西脇隆俊・京都府知事との意見交換

文化庁京都庁舎を視察する様子

東福寺常楽庵客殿の保存修理状況等を視察する様子