福島県大熊町では、東日本大震災後、会津若松市で教育活動が実施されてきたところですが、今年度から、約12年ぶりに大熊町で学校再開を果たし、この度、新しい校舎で教育活動を開始することとなりました。
大熊町立学び舎ゆめの森は、0歳から15歳までの子供たちが共に遊び、学び、さらに地域の方々とも協働していく、認定こども園・義務教育学校・学童保育が一体となった学び舎です。
9月21日、大熊町立学び舎ゆめの森落成式典が開催され、盛山大臣は、土屋復興大臣と共に出席しました。
盛山大臣は、
「この新しい校舎で、夢を見つけ、夢を分かち合い、夢を育てる皆さんの学びは、皆さん自身の未来を創るとともに、この大熊の地域の皆さんにとっても希望であり、大熊の未来を創ることにもつながります」
と祝辞を述べました。
続く、校舎の内覧会では、工夫を凝らした最新の学校建築の見学とあわせて、新しい校舎で学ぶ子供たちと対話し、盛山大臣からは、「様々な興味関心を持つことが学ぶことにつながる」とエールを送りました。
盛山大臣は、その後、大沼福島県教育長とも懇談し、福島県の教育の現状と課題について伺い、
「今日お会いした子どもたちの楽しそうな顔を胸に、文部科学省としても、引き続き、福島県の復興・創生が着実に進展するよう、どのような取組ができるかを考えてまいります。」
と決意を述べました。