第2回 誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策推進本部を開催 不登校特例校の新名称を「学びの多様化学校」に決定

8月31日(木曜日)
教育

  8月31日、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策推進本部」の第2回を開催しました。
  文部科学省からは永岡大臣、簗副大臣、伊藤大臣政務官らが出席し、こども家庭庁からは、渡辺こども家庭庁長官らに出席いただきました。
  本本部では、先日公表した「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)※1」の進捗状況等(令和6年度概算要求事項を含む。)について意見交換を行うとともに、「不登校特例校※2」の新たな名称を公表しました。

  まず、令和6年度の概算要求の事項について、
・不登校特例校の設置促進のため、設置後の運営支援の拡充や廃校や余裕教室等の既存施設を改修して活用する場合の支援メニューを創設していくこと、
・校内教育支援センターの設置促進や学習指導員等の配置を充実していくこと、
・教育支援センターのICT環境を整備していくこと
など、必要な予算の確保を含め、加速度的に取組を進めていくことを確認しました。

  また、「不登校特例校」の新たな名称については、より子供たちの目線に立った名称とするため、「不登校特例校」に通う児童生徒や教職員から意見を募集し、新たに「学びの多様化学校」とすることに決定いたしました(※3)。

  引き続き、本プランに基づいて取組を進めていくこととしています。

※1誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1397802_00005.htm
※2不登校児童生徒の実態に配慮した特別の教育課程を編成した学校
※3混乱を避けるため、当面の間は「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)」と記載