7月19日(水曜日)
教育、科学技術・学術
7月19日、永岡大臣が岐阜農林高校を視察しました。
岐阜農林高校では、岐阜の伝統野菜「まくわうり」の普及や企業等との商品開発の取組に関する発表、AIやIoTの先端技術を活用したスマート農業による植物生育の調査研究に関する実習等を視察しました。
動物科学科の生徒たちは、「まくわうりひろめ隊」として、飼育している乳牛の乳とまくわうりを使ったアイスや企業の協力を得て開発した拉麺の販売、子供たちに知ってもらうための出前授業や収穫体験会の実施、オリジナル絵本の制作など、まくわうりの地域文化への再定着を目指して取組を進めています。
永岡大臣は、「まくわうりひろめ隊」の皆さんの取組に感心するとともに、自身の好物であるまくわうりが更に普及することへの期待を伝えました。
また、永岡大臣は、実習中の生徒の様子を視察し、皆さんが楽しそうに取り組んでいる様子が印象的だと話し、先生方との意見交換の際に、指導において大切にされていることは何かお聞きしました。
髙田広彦校長は、失敗しないようにレールを敷きがちだが、失敗も学びの一つとして生徒たちのやってみたいという気持ちを大切にしていると話されました。
永岡大臣は、岐阜農林高校の考え方を政策にも反映させていきたいと述べ、これからの農業教育の充実を図る上で、大変参考になる視察となりました。
左から:岐阜農林高校 髙田広彦校長、(永岡大臣を挟んで)まくわうりひろめ隊の皆さん、岐阜県教育委員会堀貴雄教育長
真桑瓜アイス試食の様子