第53回国際物理オリンピック及び第23回アジア物理オリンピック出場選手への文部科学大臣表彰

7月18日(火曜日)
科学技術・学術

  7月18日、永岡大臣は、第53回国際物理オリンピック(開催地:日本(東京都))、第23回アジア物理オリンピック(開催地:モンゴル(ウランバートル))※に出場した日本代表選手らの表敬訪問を受け、文部科学大臣表彰等を授与しました。

  第53回国際物理オリンピックでは、日本からは、国内大会(1,022人出場)から選抜された5名が出場し、実験問題と理論問題に挑み、金メダル2名、銀メダル3名という成績を収めました。第23回アジア物理オリンピックでは、日本から8名が出場し、金メダル1名、銀メダル1名、銅メダル3名、優秀賞2名、参加賞1名という成績を収めました。

  選手との懇談では、永岡大臣からお祝いの言葉とともに、「大会に参加し、海外の選手と交流できたことは皆さんにとってかけがえのない財産になる。今後も自分の興味のあることを大切にし、それぞれの夢に向かってぜひ頑張ってほしい。そして、将来は日本の科学技術を牽引してほしい。」と伝えました。

  選手たちからは、「世界中の選手たちと交流できたことが良かった」「海外選手の物理に対する意識の高さに刺激を受けた」「今後はAIやコンピューターサイエンス等も学びたい。」などオリンピックでの国際交流の感想や今後の抱負を語りました。

  文部科学省では、優れた若い人材が世界で活躍することができるよう、今後とも次代の科学技術イノベーションを担う若者を支援します。

※国際物理オリンピックは、物理学に対する興味関心と能力を高め合うとともに、国際的な交流を通じて参加国における物理教育を一層発展させることを目的に1967年からほぼ毎年実施されています。第53回の今回は、7月10日~7月17日に日本(東京)にて開催されました。アジア物理オリンピックは、5月21日~5月29日にモンゴル(ウランバートル)にて開催されました。
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