第34回国際生物学オリンピックに出場した日本代表選手への文部科学大臣表彰

7月13日(木曜日)
科学技術・学術

  7月13日、第34回国際生物学オリンピック(アラブ首長国連邦(アル・アイン))※に出場し、メダルを獲得した日本代表選手らが、井出文部科学副大臣を表敬訪問し、井出副大臣から文部科学大臣表彰を授与しました。

  日本からは、国内大会(2,938人出場)から選抜された4名が出場し、実験問題と理論問題に挑み、金メダル2名、銀メダル2名という成績を収めました。

  選手との懇談では、井出文部科学副大臣からお祝いの言葉とともに、「将来、みなさんが研究者を目指すかもしれないが、文部科学省としても研究者が社会から評価される社会を作っていきたい。」と伝えました。

  選手たちからは、「メダルを獲得できてほっとしている。」「海外の選手たちと交流するなど国際交流できたことで視野が広がった。」「今後も、国内外問わず生物学を学びたい。」などオリンピックでの国際交流や今後の抱負を語りました。

  文部科学省では、優れた若い人材が世界で活躍することができるよう、今後とも次代の科学技術イノベーションを担う若者を支援します。
  また、科学技術振興機構を通じて、数学・化学・生物学・物理・情報・地学・地理等の国際科学技術コンテストの国内大会の開催や、国際大会への日本代表選手の派遣、国際大会の日本開催に対する支援を引き続き行います。

※国際生物学オリンピックは、生物学に関心を持つ高校生等を対象に、すぐれた生徒を一堂に会し、刺激をあたえ挑戦させることによりその能力を伸ばし科学者に育てることなどを目的に1990年から毎年実施されています。第34回の今回は、7月3日~7月11日にアラブ首長国連邦(アル・アイン)にて開催されました。
http://www.jbo-info.jp/別ウィンドウで開きます