永岡大臣が東京芸術大学を訪れ、国立印刷局工芸官による特別授業の様子などを視察しました

7月12日(水曜日)
教育

  7月12日、永岡大臣が東京芸術大学を訪れ、邦楽科の授業や国立印刷局工芸官による銅版画の技法のレクチャーなどを視察しました。

  音楽学部の能ホールでは、邦楽科の学生が、藤波重彦(能楽・観世流)准教授から能楽の指導を受けている様子を視察し、学生から能を学ぶきっかけなどをお聞きしました。

  美術学部版画工房では、国立印刷局工芸官の特別講義の様子を視察しました。この講義は、工芸科版画研究室の学生が、工芸官から国立印刷局が印刷するお札やパスポートなどの最新印刷技術についての概要や、エングレーヴィング(彫刻銅版画)の技法を中心にセキュリティ印刷における超絶技巧を学ぶもので、視察では実演や学生たちが講義で自作した道具で銅板を掘る実践の様子を見学しました。

  また、工芸科彫金研究室などで学生が卒業制作を作っている様子を見学し、作品について話をお聞きしました。

  日比野克彦学長等大学関係者の皆さんとの意見交換では、文化的処方というアプローチからウェルビーイングを推進する取組やその中で国民文化祭を契機に開催自治体と連携して推進していくビジョン等についてお話を伺いました。

  永岡大臣は、文化芸術は人の心を豊かにすると話し、東京芸大のビジョンに期待していると伝えました。

国立印刷局特別講座

国立印刷局特別講座

国立印刷局特別講座

工芸科彫金研究室

工芸科彫金研究室

工芸科彫金研究室

木工実習室

奏楽堂

日比野克彦学長等大学関係者の皆さんとの意見交換

日比野克彦学長等大学関係者の皆さんとの意見交換

邦楽科での能楽の指導

邦楽科での能楽の指導見学の様子