第64回国際数学オリンピック日本大会開会式に永岡大臣が出席

7月7日(金曜日)
科学技術・学術

  7月7日、永岡大臣が第64回国際数学オリンピック日本大会開会式に名誉会長として出席しました。

  国際数学オリンピックは、世界各国の高校生以下の算数・数学優秀者の才能を伸ばし励ますこと、そして若者同士や教育関係者たちの交流を深めることを目的に1959年からほぼ毎年開催され、今年は20年ぶりに日本で開催されました。

  永岡大臣は挨拶で、諸科学の共通言語とも言える数学は、産業・環境・生命など、あらゆる現象の根本原理を解明し、変化の兆しを予測する重要な学問だとし、
「皆さんは、この大会での経験をきっかけに、今後、科学技術を更に発展させ、新しい技術を生み出していく可能性を秘めています。将来皆さんが世界を牽引し、より良い社会を作っていくことを期待しています」
と話すとともに、国や地域を越えた友人ができるように、積極的に交流を深めていただきたいと述べました。

  今年は、日本代表選手の6名を始め、約120の国と地域から約680名の高校生等と約500名の指導者が参加し、12日の閉会式までの間、試験の他、文化交流フェスティバルやエクスカーションなどを通し参加者同士の交流も深める予定です。

※第64回国際数学オリンピック日本大会について
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