「発達段階に応じたアントレプレナーシップ教育の推進について」の意見書が東京商工会議所から山本大臣政務官に手交されました

5月29日(月曜日)
教育

  5月29日、東京商工会議所 教育・人材育成委員会の江頭敏明委員長が山本文部科学大臣政務官を訪問され、同委員会で取りまとめられた「発達段階に応じたアントレプレナーシップ教育の推進について」の意見書を手交されました。

  江頭委員長は、わが国が直面する課題の解決には、新たな価値を創出する「イノベーション人材」の育成が重要であり、イノベーション人材が持つべき資質である「アントレプレナーシップ」の醸成を初等中等教育段階から取り組むべきであること、アントレプレナーシップ教育に地域ぐるみで取り組める環境を社会一体となって整備する必要があり商工会議所も積極的に関わっていくことなど、意見書の内容を紹介するとともに、今後の国の政策に活用して頂きたいと述べられました。

  山本大臣政務官は、今回の提案には同感であり、若者が挑戦し続けられる環境と、失敗してもそれを許容できるような社会を目指していくことが大切であること、そのために官と民が一体となって取り組むことは重要で、今後も各地域の商工会議所の知見や協力を頂くことについてお願いしたいと述べました。

  文部科学省では、高校生等へのアントレプレナーシップ教育の裾野拡大施策である「EDGE-PRIME Initiative」の事業を通じ、学校内外の多様な教育プログラムを積極的に支援していくとともに、学校、自治体、企業など地域全体で子どもたちのアントレプレナーシップ向上を目指す取組を広げていきます。

ご参照:
東京商工会議所「発達段階に応じたアントレプレナーシップ教育の推進に向けた意見」別ウィンドウで開きます
EDGE-PRIME Initiative 概要資料
EDGE-PRIME Initiativeキックオフイベント別ウィンドウで開きます