若田光一宇宙飛行士と古川聡宇宙飛行士が永岡大臣を訪問

5月16日(火曜日)
科学技術・学術

  5月16日、永岡大臣は、若田光一宇宙飛行士と古川聡宇宙飛行士の表敬訪問を受け、若田宇宙飛行士からは昨年10月6日から本年3月12日までの国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在中のミッションなどについて報告いただき、古川宇宙飛行士からは本年夏以降のISS長期滞在時に実施予定のミッションや抱負についてお話いただきました。
  面会には井出副大臣、山本政務官も同席しました。

  永岡大臣は最初に、若田宇宙飛行士には「船外活動など様々なミッションでリーダーシップを発揮してくださり、お疲れ様でした。」、古川宇宙飛行士には「宇宙飛行に向けた訓練状況などを伺いたい」と伝えました。

  また、ISS滞在中の若田宇宙飛行士とオンラインでつないで昨年12月に実施したリアルタイム交信について触れるとともに、新しい宇宙飛行士候補者への期待や、米国人以外で初となる日本人宇宙飛行士の月面着陸に向けて取り組んでいるなど、挑戦が続く旨、述べました。
  井出副大臣は、宇宙飛行に必要な能力、知力、体力、年齢等について、山本政務官は、船外活動を行った時の感覚について質問されました。

  若田宇宙飛行士は、日本人最多となる5回目の宇宙飛行、約5か月間ISSに滞在し、今回初めて船外活動に取り組んだことをお話しくださいました。また、古川宇宙飛行士は12年ぶり、2回目のISS長期滞在を予定しており、自らの任務を誠心誠意行いたいと抱負を語っていただきました。