令和5年春の叙勲 勲章伝達式

5月12日(金曜日)
その他

  4月29日、令和5年春の叙勲受章者が発表され、今回の受章者は政府全体で4,009人でした。

  そのうち文部科学省関係の受章者は、740人で、大綬章勲章親授式及び重光章勲章伝達式は5月9日に皇居において、中綬章等の勲章伝達式は5月12日に国立劇場大劇場において、それぞれ行われました。
  旭日章は、社会の様々な分野における功績の内容に着目して、顕著な功績を挙げた方を対象に、瑞宝章は国及び地方公共団体の公務などに長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた方を対象としています。

  伝達式では、永岡大臣から受章者代表8名に勲章が伝達されました。永岡大臣は、お祝いの言葉を述べるとともに
「我が国が今後とも活力ある国家として、引き続き、成長・発展を持続するためにも、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化の役割は極めて重要であり、皆様の御功績はこれらの発展に大いに貢献するものと存じます」
と挨拶しました。

  また、受章者を代表して瑞宝中綬章を受章された古山正雄 元 京都工芸繊維大学長は、受章の喜びやお世話になった皆様への感謝を述べられるとともに、
「本日の栄誉に報いるため、健康に留意し今後も微力ながら社会に尽くしてまいりたいと思います」
と、これからの意欲も話されました。

  式の後、受章者の皆様は皇居へ拝謁(はいえつ)に向かわれました。

受章者代表挨拶 元京都工芸繊維大学長 古山正雄さん(瑞宝中綬章)

  旭日小綬章を受章された俳優の風間杜夫さんは取材に対し、
「まさか僕がもらえるとは思わなかった。大変名誉なことだと思っています。僕一人でもらえるものではない。演劇はたくさんの関係者がいて、コロナ禍でも来てくださったお客さんがいて成立しています。すべての人に感謝です」
と喜びと感謝の言葉を述べられました。

俳優 風間杜夫さん(旭日小綬章)