永岡大臣が、英国科学・イノベーション・技術省(DSIT)フリーマン閣外大臣と会談

5月11日(木曜日)
科学技術・学術、国際

  5月11日、永岡大臣は、英国科学・イノベーション・技術省(DSIT)のジョージ・フリーマン閣外大臣の表敬を受け、日英間の科学技術分野について意見交換を行いました。

  初めに永岡大臣は、フリーマン大臣の昨年末に続いての訪問を歓迎し、英国は我が国にとって重要なパートナーであり、一層の関係強化を図っていきたい旨を伝えました。また、G7科学技術大臣会合への出席に対する感謝を述べ、大臣会合や関連視察が有意義なものになるように期待を述べました。

  フリーマン大臣からは、英国における戦略的な科学技術に関する国際的な基金と、「先端国際共同研究推進事業」の基金を連携させることにより、科学技術における日英の協力関係を深めていきたいとの提案がありました。また、宇宙やAI、量子、半導体などの多岐にわたる分野についても、引き続き協力を深化させていきたいとの発言がありました。

  これに対し永岡大臣は、大学、研究機関、ファンディング機関間等の多くの様々な協力が進んでおり、さらにそのような連携を通じた両国間の関係強化に対する期待を述べました。また、ハイパー・カミオカンデ計画への英国からの協力に対して感謝を伝えました。

  会談を通して、様々な分野における日英両国の協力を、今後さらに強化していくことの重要性を改めて共有しました。