4月26日、永岡大臣は、先月南極での任務を終えて帰国した第63次南極地域観測隊(越冬隊)、第64次南極地域観測隊(夏隊)の伊村智隊長らの表敬及び活動報告を受けました。活動報告には、井出副大臣、山本大臣政務官も同席しました。
越冬隊は1年4カ月、夏隊は4カ月活動し、100万年以上前の空気を閉じ込めた氷取得を目指す掘削拠点「ドームふじ観測拠点Ⅱ」の建設を開始したことなどを報告しました。
永岡大臣は南極での氷の掘削拠点や深さについて質問し、伊村隊長から最も採掘に適している場所を選定しており、日本の高い科学技術力をもって研究を進めていきたいとの説明を受けました。
また、井出副大臣からは日本と諸外国の観測規模の違い、山本政務官からは日本の観測隊の強みに関する質問等をされ、和やかに表敬が行われました。
文部科学省では引き続き南極地域の観測を実施し、地球規模の気候変動の解明や科学的知見による国際社会への貢献に取り組んでまいります。