永岡大臣がこども家庭庁を訪れ、小倉こども政策担当大臣と今後の両省庁の連携について意見交換しました

4月5日(水曜日)
教育

  4月5日、永岡大臣はこども家庭庁を訪れ、小倉こども政策担当大臣に「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)※¹」を手交するとともに、両省庁の連携について意見交換しました。

  永岡大臣は、不登校により学びにつながることができない子供たちをゼロにすることを目指しているなど、COCOLOプランの内容を説明し、
「特に、子供たちの多様な居場所の確保や子供や保護者を支援するための福祉部局と教育委員会の連携について、こども家庭庁の果たす役割に大きく期待しています。」
と伝えました。
  また、今後、永岡大臣を本部長とする「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策本部」を立ち上げることとしており、こども家庭庁にも参画いただきたいと述べました。

  小倉大臣は、こども家庭庁においても多様な居場所づくりや、こどものデータ連携の推進、こども家庭センターと教育支援センター等との連携強化を通じ、福祉部局と教育部局との連携強化を促していくことなどにより、「不登校により学びにアクセスできない子供たちをゼロにする」ことを目指して、こども家庭庁も文部科学省と連携して不登校対策を進めていくことを話されました。

  面会に先立ち、永岡大臣は、庁舎内に設置された多目的スペース「こどもまんなかひろば※²」を視察し、こども家庭庁らしい暖かい空間を彩る子供たちが描いた絵などについて渡辺こども家庭庁長官から説明いただきました。

  文部科学省は、不登校児童生徒への学びの保障に向けた取組を始め、子供をめぐる様々な分野において、両省庁でしっかりと連携して取り組んでまいります。

※¹ 誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)について(文科省HP)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1397802_00005.htm

※² 「こどもまんなかひろば」…多目的スペースとして、庁の公式イベントやこどもたちを招いてのイベント、子供・若者や子育て中の方々などとの意見交換や車座などに活用予定。