文化庁が京都での業務開始

  ３月27日、文化庁が京都での業務を開始するのにあたり、簗副大臣、都倉文化庁長官らが出席し新庁舎の看板の除幕式を執り行うとともに、東京から岸田総理と永岡大臣が職員に向けて訓示を述べました。
  中央省庁の本庁移転は、明治以降初めてのことです。

  岸田総理は、文化庁の京都移転は、新たな文化行政の展開を進めるうえで大きな契機となると話されるとともに、
「都倉文化庁長官のリーダーシップの下、ポテンシャルの高い日本の地域や文化芸術の底力を今一度掘り起こしていただき、是非新しいパワーを生み出していただきたい。」
と期待を述べられました。

  永岡大臣は、
「心豊かで活力ある社会を形成し、「文化芸術と経済の好循環」を実現するためにも、個々の職員が生き生きと働き、柔軟な発想で、新たな文化芸術の風を京都の地から起こすことが必要です。文部科学省全体でバックアップしていくので、文化庁の皆さんしっかりと頑張ってください。」
と述べました。

  都倉文化庁長官は、国民の皆様の期待に応えるべく文化庁一丸となって、目標に向かって邁進してまいりますと力強く述べました。

  文化庁では、移転を契機に、文化庁長官の下に、「食文化推進本部」「文化観光推進本部」を設置し、大阪・関西万博も視野に入れて、さらに取組を強化するとともに、全国各地域と連携しながら、日本の文化芸術の魅力を国内外に広く発信してまいります。

文化庁京都庁舎銘板の除幕式

岸田総理・永岡大臣からの訓示