文化庁京都移転祝賀の集い

3月26日(日曜日)
文化・芸術

  3月27日から文化庁が京都での業務を開始したのに先立ち、26日、岸田総理出席の下、「文化庁京都移転祝賀の集い」を執り行い、永岡大臣、都倉文化庁長官が出席しました。

  式典では、岡田デジタル田園都市構想担当大臣、伊吹元衆議院議長、西脇京都府知事、門川京都市長、三日月関西広域連合長、塚本京都商工会議所会頭に御登壇いただいたほか、国会議員や文化芸術団体など関係の皆様に御出席いただきました。

  永岡大臣は、京都移転決定後7年にわたる準備の間にお力添えをいただいた方々へ御礼を伝えました。そして、文化庁は3月24日に閣議決定された今後5カ年の基本方針を定めた第2期文化芸術推進基本計画をたずさえて京都に移転し、我が国の文化芸術政策を強力に推進していくと述べました。

  岸田総理は、政府として今回の移転を機に、京都を中心に新たな文化振興に取り組んでいきたいと話されるとともに、文化庁の京都移転は、ポストコロナにおける新しい働き方を示すものであり、テレビ会議システムなどを駆使し、文化庁職員が場所を選ばずに柔軟な新しい働き方を進めることを期待していると述べられました。

  また、式の締めくくりとして、壬生六斎念仏講中の皆様に、ユネスコ無形文化遺産「風流踊」の一つである「京都の六斎念仏」を御披露いただきました。