令和4年度ボーイスカウト富士スカウト章受章者 総理大臣・文部科学大臣表敬

3月23日(木曜日)
教育

  3月23日、岸田総理、永岡大臣は、総理官邸において、ボーイスカウトの教育プログラムにおいて最高位である「富士スカウト章」を受章されたスカウトの代表45名の表敬を受けました。

  岸田総理は、受章者の皆さんに対し、
「これからの社会をつくるのは若い皆さんたちです。これまでの活動で培ったボーイスカウトの精神や力を土台としてそれぞれの夢に向かって、輝かしい人生を歩んでいかれますことを心から期待しています」
と、励ましの言葉を送られました。

  永岡大臣は、
「スカウト活動で得た自分で課題を見つけて解決していく力や、仲間とともに協力して困難を乗り越えていく力は、これからの変化の激しい社会を生きていく上で、必ず役立つものと思います。皆さんが、これから夢や希望に向かって大いにチャレンジし、社会を担うリーダーとして活躍することを心から願っています。」
と述べました。

  また、受章者を代表して東京連盟の大口瑛美莉さんは、
「私たちはキャンプ生活や富士プロジェクト等を通して、課題解決のための情報収集力や分析力、さらに周りを巻き込むためのコミュニケーション力やリーダーシップなど、多くの力を養うことができました。しかし、これらの力は決して富士スカウトになるためではなく、今後、より多くの人の為、日本社会のため、そして世界平和のための力であると自覚しています。私たちは、富士スカウトとしての誇りを持ち、日々、誓いと掟の実行に努めることを誓います。」
と、決意の言葉を述べられました。

  最後に、受章された皆さんから、総理、大臣に対して、ボーイスカウトのエールである「弥栄(いやさか)三唱」(良いことは益々良くなるように、災いも転じて福となすように、という意味がある)が送られました。

※富士スカウト章
  ボーイスカウト及びベンチャースカウト部門(中学3年生9月から18歳までの者が対象)のスカウトの進歩課程を表すもの。初級スカウト章から富士スカウト章までの6つの章が設けられており、富士スカウト章は、最高位の章。