第70回科学技術・学術審議会総会

3月23日(木曜日)
科学技術・学術

  3月23日、第12期最初となる第70回科学技術・学術審議会総会を開催し、永岡大臣、井出副大臣及び山本大臣政務官が出席しました。

  第12期は30名の委員のうち、新たに16名の方に御就任いただき、会長には大野英男氏(東北大学総長)、会長代理には上田輝久氏(株式会社島津製作所代表取締役会長)が選任されました。

  永岡大臣は、開会の挨拶で、我が国の研究力の強化は喫緊の課題であり、文科省として、大学ファンドによる国際卓越研究大学への支援と同時に、地域の中核となる大学や、特定の研究分野に強みを持つ多様な大学の機能を強化して我が国全体の研究力の底上げを図るなどに取り組んでいることについて述べました。
  そして、岸田内閣の成長戦略の重要な柱である科学技術立国の実現に向けて、各界を代表する委員の方々に対して、本審議会での忌憚のない御意見をお願いしました。

  大野会長は、新たな時代に日本の科学技術・学術が果たすべき役割は極めて大きく、委員の皆さま方の知を結集して議論をまとめ、様々な政策に反映していきたいと決意を述べました。

  初回として、大学研究力強化に向けた取組や令和5年度予算案等の他、第12期の活動について意見交換等が行われました。

大野英男会長(東北大学総長)

上田輝久会長代理(株式会社島津製作所代表取締役会長)