アジア高校生架け橋プロジェクト 第5期修了生等が永岡大臣を表敬訪問されました

3月13日(月曜日)
教育・国際

  3月13日、永岡大臣は、アジア高校生架け橋プロジェクト※¹ 第5期修了生等の表敬を受け、皆さんの留学中の様々な経験や学びなどについて、意見交換を行いました。

  修了生からは、
「日本でいろんな経験ができた。素敵な瞬間だった。日本にまた戻ってこられるように頑張っていきたい。」(タイからの高校生)
「日本で本当に素晴らしい体験をいただきありがとうございます。新たな考えをたくさんもらえた。もっと成長できるように頑張る。」(インドネシアからの高校生)
「友達との経験も楽しかった。将来、日本の大学に行きたい。夢をかなえるために日本で勉強したい。」(フィリピンからの高校生)
など、滞在中の高校生活やホストファミリーとの経験などを話してくれました。

  永岡大臣は、
「日本で経験したことを、国に帰ったらみんなに教えてほしい。みんなが大きくなったときに、日本を好きでいてくれて架け橋として仕事をしてくれたらと思います。また、たくさんの経験をされ、いろんなことを学べたと思います。20代30代と大きくなったらこの経験を活かした大人になってほしい。」
と皆さんが両国の架け橋となって活躍されることへの期待を伝えました。

  最後に、AFS国際本部のダニエル・オブスト会長及びAFS日本協会の加藤暁子理事長より、60年以上前の高校生留学生の写真が贈られ、今回のプロジェクトにより日本の高校生留学の新しい歴史がつくられることを期待しますとのお話がありました。

  文部科学省では、これまでの事業の成果を踏まえ、令和5年度からはアジア高校生架け橋プロジェクト+(プラス)事業を予算計上しており、日本とアジアそして世界の架け橋となる人材育成を推進してまいります。

※¹ アジア高校生架け橋プロジェクト
平成29年6月5日に開催された第23回国際交流会議「アジアの未来」における安倍晋三元総理大臣スピーチにおいて、「日本語を学ぶアジアの高校生たちに、10か月間日本で暮らせる機会を、今後5年に1000人規模で提供する」ことが発表され、これを受け、平成30年度より「アジア高校生架け橋プロジェクト」を開始。5年間で21か国974名の高校生を招聘。