第13回文化庁移転協議会に永岡大臣が出席

3月8日(水曜日)
文化

  3月8日、第13回文化庁移転協議会を開催し、永岡大臣が出席しました。今回、文化庁の京都移転を目前に控えた最後の協議会として、移転にあたっての庁内体制等について確認しました。

  永岡大臣は、冒頭挨拶において、文化庁の京都移転は、単に東京一極集中の是正にとどまらず、文化芸術のグローバルな展開、文化芸術のDX化、観光や地方創成に向けた文化財の保存活用などを始めとする新たな文化行政の展開を進める上でも大きな契機になると考えているとし、我が国の文化芸術の更なる充実に向けて、関係者の皆様に引き続きの御協力をお願いしました。

  西脇隆俊京都府知事は、長官をトップとした食文化と文化観光の推進本部を新たに設置することで、食文化、観光行政の企画立案機能の強化を期待するとともに、和食、京料理、観光などは京都の地と非常に親和性が高いため、連携して文化政策を推進し、地方創生に大きく繋がっていけるよう努力していきたいとの発言がありました。

  門川大作京都市長は、文化庁を迎え入れる京都が果たすべき役割や責任の重さを感じていると話されるとともに、しっかり連携して、各地の多様な文化に光が当たり、全国の地方創生が進められることによって、文化庁が京都に移転してよかったと全国、世界の方々に感じてもらえるよう、オール京都で努力していきたいと述べられました。

  文部科学省、文化庁では、京都府、京都市を始め関係各所と連携し、我が国の文化芸術の更なる充実に取り組んでまいります。

※今月27日より、文化庁は京都に移転し、業務を開始いたします。移転後の体制等の関連資料はこちらです。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kondankaito/bunka_iten/13/index.html 別ウィンドウで開きます