永岡大臣は、埼玉県戸田市立戸田東小学校を岸田総理と共に訪問

2月10日(金曜日)
教育

  2月10日、永岡大臣は、埼玉県戸田市立戸田東小学校を、岸田総理と共に訪問しました。

  戸田東小学校では、戸ケ崎勤教育長から戸田市のICT活用や働き方改革の取組について説明いただいた後、
・1人1台端末を、課題解決型の学習過程でフル活用している様子
・最先端のデジタル設備である3Dプリンターを、学校教育に取り入れた授業の様子
を視察しました。

  視察後は、若手教師のみなさんと懇談し、教育のデジタル化について、また、多様な支援スタッフの配置、校務のデジタル化による業務効率化などの学校における働き方改革について、意見交換しました。

  若手教師のみなさんからは「端末のバッテリー劣化など、タブレットの故障が課題。」「ICT の活用方法を、子供を信じて任せること。端末を当たり前の文具として使わせることが大事。」「子育て中は、校務分掌の工夫や一部の教科で導入されている教科担任制に支えてもらっている。」「多感な中学生に1学級40人は多く、様々な問題がある。小学校で進められている35人学級を中学校でも進めてほしい。」などの現状や意見を聞かせていただきました。

  永岡大臣は、教育のデジタル化や指導体制の充実を頑張りたい。また、子育て中の先生の実態をよく把握して議論したいと伝えました。

  岸田総理は訪問後、全国の学校が、1人1台端末を日々の授業で当たり前のようにツールとして使えるように教育のデジタル化を進める、また、今春、勤務実態調査の速報値を公表し、その結果等を踏まえて骨太の方針に方向性を示すことを目指して、働き方改革を加速し、処遇見直し等を通じた教育の質向上に努めていくと述べられました。

  文部科学省は、今後も引き続き、全国の学校における1人1台端末の活用の日常化を進めるとともに、関係施策の充実に積極的に取り組んでまいります。