永岡大臣が東京大学宇宙線研究所の神岡研究施設等を視察

1月18日(水曜日)
科学技術・学術

  1月18日、永岡大臣は、岐阜県飛騨市を訪れ、東京大学宇宙線研究所の神岡研究施設等を視察するとともに、都竹淳也飛騨市長を始め、御地元の皆様と意見交換しました。

  神岡研究施設では、地下1,000mの空間に広がる巨大な研究装置「スーパーカミオカンデ」及び大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」について、ノーベル物理学賞受賞者である梶田隆章教授らから我が国が世界のニュートリノ研究を先導してきたことなどの説明を受けました。

  次に、こうした研究の魅力をわかりやすく伝えるため、飛騨市が設置した「ひだ宇宙科学館カミオカラボ」を視察し、その後、都竹飛騨市長を始めとした御地元の皆様と意見交換を行いました。「ふるさと納税」を活用した宇宙線研究に対する寄付など、世界最先端の研究を長きに亘って支える、地元全体での取組に対し、感謝の意を伝えました。

  文部科学省では、今回の視察を通じて得られた知見等を踏まえ、引き続き、関連施策の充実に積極的に取り組んでまいります。

(左から)梶田代表、永岡大臣、中畑所長。大臣がサインした扉を背景に

スーパーカミオカンデで宇宙線をとらえた様子の説明を受ける様子

1辺3kmの巨大地下空洞に走る大規模装置KAGRAの説明を受ける様子

飛騨市及び東京大学関係者と

ひだ宇宙科学館カミオカラボで都竹飛騨市長から説明を受ける様子

東京大学、飛騨市及びハイパーカミオカンデ計画の関係者を交えた意見交換の様子