総合型地域スポーツクラブ育成マニュアル 参考資料-1 「スポーツ振興基本計画」の概要(2)
2.我が国の国際競技力の総合的な向上方策
我が国のメダル獲得率が1996年のオリンピックで1.7%まで低下していることを踏まえ、諸施策を総合的・効果的に推進し、早期にメダル獲得率が倍増し、3.5%となることを目指す。
A.政策目標達成のため必要不可欠である施策
- (1)ジュニア期からトップレベルに至るまで一貫した理念に基づき最適の指導を行う一貫指導システムの構築、
- (2)ナショナルレベルのトレーニング拠点の早期の整備や地域の強化拠点の整備、
- (3)指導者の養成・確保(専任化の促進、ナショナルコーチアカデミー制度の創設等)等を総合的に推進。
B.このための側面的施策
- (1)スポーツ医・科学の活用により科学的トレーニング方法の開発等を推進
- (2)国際競技大会等の積極的な開催 等
3.生涯スポーツ・競技スポーツと学校体育との連携推進方策
豊かなスポーツライフの実現と国際競技力の向上を目指し、生涯スポーツ・競技スポーツと学校体育・スポーツとの連携を推進。
A.政策目標達成のため必要不可欠である施策
- ○ 子どもたちの多様なスポーツニーズに応えるため、学校と地域社会・スポーツ団体との連携を推進。
B.このための基盤的施策
- (1)指導者の確保や施設の充実を含めた学校体育の充実
- (2)運動部活動の改善・充実