総合型地域スポーツクラブ育成マニュアル 1-8 クラブの設立(1)

 クラブの設立は、設立総会の開催によって成立するのが通例です。
 設立総会の開催は、会員となるメンバーが準備委員会での準備作業の成果を確認、共有するとともに、クラブの組織や運営方法等を決定することで「マイ・クラブ」をスタートさせる場です。また同時に、設立総会を開催することは、地域社会に対してクラブの設立を宣言し、クラブに対する認知を促す初めての場ともなります。
 会員にとっては、象徴的なイベントとしてお互いの意識やつながりを強めることができますし、周囲からの注目や期待を知ることによって、クラブの公共性を改めて確かめることができます。
 設立総会の次第としては、次のような内容が考えられます。
  1. 開会のあいさつ(設立発起人代表)
  2. 議長の選出
  3. 参加者及び来賓の紹介
  4. 審議事項
    1. クラブの規約
    2. 役員(会長、副会長、運営委員(理事)、監事等)の選出
    3. 初年度の事業計画及び予算
    4. その他
  5. 会長など新役員のあいさつ
  6. 閉会のあいさつ

コラム

 設立総会の開催自体が、クラブとして初めての地域社会へのアピールとなるものですが、クラブつくりのスタートであるに過ぎません。クラブがより地域社会で認知され、地域住民みんなのものとなり、クラブを安定的に運営していくためには、会員の募集やスポーツ指導者及びスタッフの募集、クラブ認知のための広報活動が引き続き重要となってきます。

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スポーツ・青少年局スポーツ振興課

(スポーツ・青少年局スポーツ振興課)

-- 登録:平成21年以前 --