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ウェブの分野と3Dアニメの二つの分野で一つずつの代表的な新製品を選定し、この製品に則して指導者育成を行った。各校はこの研修に任意参加することで、独自にはすぐに取り組めない技術に早期に接することができた。 |
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全国規模のコンテストに応募し入賞を目指すという形をとったことにより、学生に作品制作の大きな目標意識と意欲をもたせることができた。また教員も学生も共に「締切日から逆算しての取り組み」が必要となり、社会に出てからの実務に共通する点で緊張感が醸成できた。 |
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近年コンテンツに限らず、情報通信関係の学生を対象とするコンテストは盛んになっているが、その形式、内容共に様々ある。それらの先例を参考にしつつも、今回は応募要綱と審査基準についての議論を純粋に専門学校と就職先企業の立場から行い、結果を示すことができた。 |
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コンテストの事務局運営の事例として、まとまった報告が行なえた。今後同様あるいは類似の事業を企画・運営しようとする関係者のための数少ない参考資料として活用が可能となった。 |
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今回の事業に関連企業から様々な形での協力を得たことにより、専門学校としてこの分野における企業の人材ニーズを確認することができた。 |
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一方で、即戦力として関連業界に送り出せるであろう人材を多く発見でき、学生の可能性を確認できた。応募された作品の水準は総じて高く、たとえ総合点の低いもの、著作権法上審査対象外としたものでも、特定の観点からは非常に優れたものが多かった。 |
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著作権などの知的財産権遵守の意識が学生はもとより教員の間でも不足していることが、今回のコンテストを通して明らかになり、警鐘を鳴らし啓発を行なう契機となった。 |