事業名 | 企業参画型のウェブを活用した学生ケアシステムの研究開発 | |||
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学校法人名 | 社団法人 沖縄県専修学校各種学校協会 | |||
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代表者 |
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担当者・連絡先 |
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事業の概要 | 全国一高い沖縄県の若年層失業率改善のため、産学官の協力を得て委員会を組織し、企業に対しニーズ調査を実施し、企業が求める人材像を把握した。その調査結果に基づき、学生ケアシステム(スキル・コミュニケーション能力・モチベーションの均衡ある向上を目的とする)としてCBT(Computer Based Testing)プログラムの研究開発を行った。 また、CBTプログラムから得たデータを活用することを可能にするために、教職員の育成を目的としたコーチング・カウンセリング技術養成セミナーを実施した。 |
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成果 | 企業ニーズ調査の結果から、企業が求める人材像や雇用のミスマッチの要因などが具体化した。企業は、専門スキルや資格は無論ではあるが、基本的な人間力(意欲・やる気・コミュニケ―ション能力など)が備わっている人材を求めていることが判明した。その結果として、基本的人間力(モチベーション・コミュニケーション能力など)を伸ばすことが雇用ミスマッチの最善策である。そのための、インターネットを利用したCBTプログラムを開発し、モチベーション(意欲・やる気・目標達成・モチベーター・EQ)、コミュニケーション能力、ビジネス能力や各スキルなどを検査・数値化し、データベース化することにより、1人の学生の入学から卒業までのデータを蓄積し、時系列的に観察することで、年間を通した学生のケアを実現した。また、年間を通して学生のモチベーションパターンの測定や原因究明が容易になると思われる。 スキルチェックの単元理解度や進捗状況を把握することにより、カリキュラムの見直しをはかれ、学生によりよいサービスの提供が実現できる。 CBTプログラムの開発と同時に、教職員のコーチング及びカウンセリング技術の向上も図り、蓄積したデータを基にした一元化した総合的な学生ケアシステムが構築された。 また、それらのデータの一部を企業に開示することにより、学生と企業とのマッチングを推進することが容易となった。 |
-- 登録:平成21年以前 --