平成15年度専修学校先進的教育研究開発事業

事業名 「e-ハローワーク(dc-netbank.com)」就業支援システム開発事業」
学校法人名 学校法人 創造社学園
学校名 創造社デザイン専門学校
代表者 明上 友幸
担当者・連絡先 松村 眞吾/shingo@sozosha.ac.jp
事業の概要  旧来の限定的な就職斡旋の方法では、日々刻々に変化し多様化する求人需要や若年層の終身雇用を前提としない短期間の「離職・転職」ニーズに対応できないため、卒業後のキャリアアップも視野に入れた総合的な就業支援システムへの転換、拡張をめざして、双方向の情報共有を主な内容とするネットワークシステムの開発を行った。
成果 「e-ハローワーク(dc-netbank.com)」就業支援システム開発事業」の成果

 まず初めに、この事業の成果は、基幹システムである「双方向型(求人・求職)情報ネットワークシステム」を、名称:求人情報サイト「ジョブ・オンデマンド」
URL:http://sozosha.jobondemand.net/
として立ち上げ、実際運用を行っていることです。

 実際の運用を行って1ヶ月(テスト運用は、10月より)あまりで、多少の整備案件(調整及びキャリアカウンセリングのWEBシステム化)はありますが、初期の目的である「双方向型(求人・求職)情報ネットワークシステム」として、当初の期待を上回る水準(3倍速程度)で学生・企業とも相互に活発な求人・求職の働きかけを行っています。

 特に、旧来の就職斡旋では、求職側(学生)からのアプローチに片寄っていましたが、このWEBサイトを利用することにより、企業からの積極的なアプローチがあり、迅速かつ多くの就職内定(転職)機会の拡大に直結していることです。
 実際運用を行って求人企業の声として大きい点は

  (1) 直接学生にオファーをかけられる事。
  (2) 会社に必要な能力スキルをもった人材が判別できる事。
  (3) 様々な検索ができる事。特に(ITスキルが好評)
  (4) WEB上で実際の作品が見れる事。(学生のポートフォリオURL化)
  (5) 本人のパーソナリティー・特徴を把握できること。(実証講座の有効性)

 等があった。又、学生達の従来の就職活動の鈍さが改善され、活発になってきたことも特筆する点です。
 今回、全体をとして「双方向型(求人・求職)情報ネットワークシステム」と「ネットを使った人材需要マーケティングに係る支援システム」の実証講座の成果が、まだスタートした段階ですが有効なものとなったと判断します。



-- 登録:平成21年以前 --