「図書館海援隊」プロジェクトについて(図書館による貧困・困窮者支援)

 平成22年1月5日

有志の公立図書館が関係部局と連携しながら、課題解決支援サービスの一環として、貧困・困窮者に対する支援を開始しましたので、別紙のとおり公表いたします。

1趣旨

現下の厳しい雇用状況を踏まえ、政府では緊急雇用対策本部を中心に、貧困・困窮者等に対する雇用、住居、生活支援に関するワンストップサービスなどの施策を実施している。
これに対し、従来より一部の公立図書館では、来館者に対する情報提供・相談業務を発展させ、地域が抱える様々な課題に対する解決支援サービスを実施している。
そこでこのたび、上記サービスに関する知見の豊富な有志の図書館が「図書館海援隊」を結成し、ハローワーク等関係部局と連携しながら、貧困・困窮者に役立つ支援をより本格的・継続的に開始するものである。

2支援活動の例(別添「労働者の直面する問題と図書館のできること」参照)

・労働・生活に関するトラブル解決に役立つ図書等の紹介・提供や相談会の開催
・心の問題に関する図書等の照会・提供や相談会、講演会等の開催
・自己啓発、技術・資格・就職に関する図書等の照会や提供
・行政の支援制度に関する資料等の提供、説明会・セミナーの開催

3「図書館海援隊」参加図書館(平成22年1月5日現在)

北海道立図書館
秋田県立図書館
東京都立中央図書館
神奈川県立図書館
大阪市立中央図書館
鳥取県立図書館
福岡県小郡市立図書館

連絡先及び館ごとの主な取組内容は別紙の通り(詳細は各館にお問合せ下さい)。

4協力

ビジネス支援図書館推進協議会

5情報の更新について

「図書館海援隊」の活動状況については、文部科学省ウェブサイトの以下のページで、随時更新する予定。

 公民館、博物館、図書館等

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課

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-- 登録:平成22年01月 --