5.今後の方向性

  平成16年度においては、引き続き、文部科学省において「豊かな体験活動推進事業」を実施し、「地域間交流推進校」を指定するとともに、各都道府県教育委員会においては、地域間交流プログラムの最終取りまとめが行われることとなる。
  また、「地域間交流推進に関する研究会」においては、平成15年度における地域間交流推進校の取り組み状況や各都道府県教育委員会における地域間交流プログラムの進捗状況等を踏まえ、各学校における地域間交流体験活動の充実に向けた方策や、教育委員会における適切な指導助言の在り方について、引き続き検討を進めるとともに、今後において必要な施策に関する提言もまとめることとしている。
  最後に、本中間とりまとめを参考として、各学校や教育委員会及び受け入れ地域となる全国の各市町村において、地域間交流体験活動に対する一層の理解が得られるとともに、地域間交流体験活動を通じた都市と農山漁村の共生・対流などの国民運動の展開に向けた気運が醸成されることを期待したい。

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初等中等教育局児童生徒課

-- 登録:平成21年以前 --