まずは校務系・学習系ネットワークの連携のイメージをつかんでいただくため、動画を御覧ください。
校務系・学習系ネットワークの連携に関する実証研究事業
技術革新やグローバル化がより一層進展するSociety 5.0時代を迎える現在、教育現場においては、ICTやビッグデータを効果的に活用し、子供たち一人ひとりの力を最大限に引き出し、創造性を育む教育を実現していくことが必要不可欠である。初等中等教育段階では、「GIGAスクール構想」に基づき、小・中学校の1人1台端末の整備や学校の高速大容量の通信ネットワークなどの一体的な整備が各自治体において実施されたところである。
他方、多くの小・中・高等学校等において、校務系・学習系のネットワーク構成が論理的又は物理的に分離されており、教職員が複数のICT端末を使用して業務を遂行する必要があるなど、校務の効率化に資するものになっていない状況である。
そのため、校務系・学習系のネットワーク構成について、ネットワーク分離を必要としない、アクセス制限を前提としたネットワーク構成に向けて、クラウド化やアクセス制限、認証などの技術的対策等に関する実証研究等を行う。
校務系システムと学習系システムの配置に関し、ネットワーク分離を必要としない、アクセス制限を前提としたネットワーク構成にすることで、校務の効率化・利便性向上に資することを目的とし、クラウド利用やアクセス制限、認証などの技術的対策等に関する実証研究を実施し、目指すべきネットワーク構成の実現方法について整理を行う。
東日本電信電話株式会社
初等中等教育局学校デジタル化プロジェクトチーム