保育や教育を共に考える連携体制の構築に関する研究
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(1) 研究の目的 これまで取り組んできた研究の成果及び課題を踏まえ、小学校との接続期におけるカリキュラムや小学校入学時におけるカリキュラムを幼稚園と小学校の教員が合同で作成するなど、「段差」を埋める取組を進める。 (2) 研究の内容及び方法【「段差」を埋める取組】 ア 幼稚園カリキュラムの作成 イ スタートカリキュラムの作成 ・ 作成のための事前準備(幼稚園教諭や保育士、保護者へのアンケート実施) 【保護者との連携】 ア 保護者向けアンケートの実施 イ アンケート結果を踏まえた保護者の不安を解消するための取組(1日入学や入学説明会での小学校からの説明、子育て支援アドバイザーからの助言、保護者向けQ&Aの作成と配付) 【地域における連携体制の構築】 ア 子育て支援アドバイザーによる保護者のニーズの把握 イ 地域の課題を踏まえた連携体制の構築 【研究成果の各地域への普及】 ・幼小連携に向けた取組をリーフレットにまとめ、配付 (3) 研究の成果及び今後の課題(成果)○ 幼稚園と小学校が互いの教育内容や指導方法について理解し、自園・自校の教育活動を改善する取組に加え、接続期における相互のカリキュラムを合同で作成することにより、学びの連続性が一層図られた。また、地域における継続した支援体制の基盤が作られた。 (課題)● 作成した相互のカリキュラムを実践し、さらに改善を加えることや他の幼稚園への普及啓発を図る必要がある。 |
初等中等教育局幼児教育課
-- 登録:平成23年07月 --