<参考>平成27年7月23日教科用図書検定調査審議会
○ 検定基準に道徳科の固有の条件として、以下の項目を新設する。
○ 上記のほか、道徳科の教科書について留意すべき点として、例えば、国際理解や国際協調の観点から、多面的・多角的に考えることができる教材であること、民間発行の副読本、教育委員会等作成の地域教材、「私たちの道徳」等の文部科学省(文部省)作成の教材等の様々な教材のよさを生かすこと、家庭や地域社会と連携した道徳教育にも資するものとなることなどを示す。
○ 道徳科の検定体制の充実方策として、以下のような方策を講じる。
○ 義務教育用教科書の不合格図書について、「図書の基本的構成に重大な欠陥」「欠陥箇所数が著しく多い」等の図書は翌年度再申請とするよう規定を見直す。その際、合否の判定基準(不合格となる欠陥箇所数)も見直す。併せて再申請図書が合格した場合、採択替えができるよう規定を見直す。
○ 検定基準や学習指導要領の改正があった場合、発行者は新しい基準に基づいた教科書を検定申請すべきことを規定上明確化する。(平成28年度以降の基準改正に適用)
○ このほか、1)検定済図書の訂正申請と検定基準との関係を規定上明確化、2)審査中の適切な情報管理の徹底(情報流出の際に当該事案の概要を文部科学省ホームページで公表等)、3)教科書記述の正確性の更なる向上(客観的に明白な誤記、誤植、脱字の箇所数一覧表の文部科学省ホームページでの公表等)、4)検定手続関係書類の見直し(様式を定める規程の一元化等)などの改善を行う。
平成27年
5月19日 教科用図書検定調査審議会総会
○審議要請
6月22日 教科用図書検定調査審議会総括部会・第10部会合同会議
○審議要請事項に関する現状と検討課題の検討
7月23日 教科用図書検定調査審議会総会
○報告の取りまとめ
初等中等教育局教科書課
-- 登録:平成28年08月 --