長野県 学校法人外語学園 松本第一高等学校 古幡崇憲 先生

学校法人外語学園 松本第一高等学校 勤務
古幡崇憲 先生

プロフィール

筋力トレーニング歴20年
筋力トレーニングジム経営14年目を迎えます。

特別非常勤講師として勤務されている先生より

Q:特別非常勤講師として採用されたきっかけ

A:お世話になっていました同校体育科の津金武寿先生からの薦めで講師として指導することになりました。

Q:授業を行うにあたって、特に工夫している点など

A:生徒がどのようにトレーニングをしていけばスポーツのパフォーマンスに繋げられるのかと言うテーマは日々試行錯誤しています。その1つとして、自身の身体的長所・短所を明確に記録させた上で短期・長期に期分けし、その課題に向けて自主的に問題を取組む癖をつけるよう指導しています。

Q:実際に教師として勤務した感想・やりがいや、採用前のイメージとの違いなど

A:特に高校生では身体的な成長が著しく、筋力や神経系が上手く連動した子供達は数ヶ月で見違えるほどのパフォーマンスを発揮しますのでその時指導の喜びも感じます。

Q:授業における印象的なエピソード(生徒の反応、出来事、成果など)

A:授業で指導している内容は身体をつくる上で大切な土台づくりの基礎体力系トレーニングが中心となっている為、目的とする意味が分かり難いですがカリキュラムが修了した後又は卒業間際に「あの時言っていた意味の大切さがやっとわかりました!」と言う生徒は多いです。

Q:学校現場との関わりを持つことにより、ご自身に良い影響を与えたことなど

A:教えている生徒達は「スポーツで成果を出したい!」と志高い生徒ばかりなので私自身もあらゆるスポーツを観察・体験し、常にスポーツ分野の情報をアップデートに努めていますので生徒と同様常にレベルアップしていくやりがいやまた奥深さを感じさせてくれますので指導者として良い影響をいただいています!

特別非常勤講師の方の授業を受けた生徒より

生徒A

Q:現在の学年、または御職業

A:2学年

Q:特別非常勤講師の先生が、通常の教科担任の先生と違うと思うところ

A:普段の授業では学ぶことが出来ない専門が豊富なトレーニングの行い、正しい姿勢や質と量を分かりやすく丁寧に教えて頂ける。
またスポーツ選手としての本質や意義等を一人ひとりに向き合って細かく教えて頂けるところがとても有意義である。

Q:その先生についての印象的なエピソードや印象に残った言葉など

A:私自身が自分をどれだけ理解出来ているのかなど、スポーツを行う上で「自分を知る事が重要である」という言葉にとても感銘を受けた。

特別非常勤講師の勤務先の先生より

Q:貴校における教育の特徴やアピールポイントなど

A:本校、スポーツサイエンスコースは「心を養い、技を磨き、身体を鍛え理論に基づき、常に建学の精神で全うする」をモットーに日々生徒達は励んでおります。2年次にスポーツ医科学論・フィジカルコンディショニング論、ウェイトトレーニング論を、3年時にはスポーツ心理・コーチング論を学んでおります。
この特色ある授業を展開することで、各スポーツのパフォーマンスも上がり、各部活動の戦績は飛躍的に伸びました。また進路選択も理学療法士・作業療法士、柔道整復師等、プレーヤーでの進学だけではなく、様々な可能性を見いだせるカリキュラムとなっております。

Q:特別非常勤講師を採用したきっかけ(特別非常勤講師が必要となった背景や人材をどのように見つけたかなど)

A:特色ある授業展開をする上で、その道のスペシャリストをお招きしなければ授業の本質を追及できないと判断し、本校卒業生でもある古幡氏に依頼をさせて頂きました。

Q:特別非常勤講師を採用することで得られたよい効果など

A:専門家独自の視点から、生徒は専門職の方が話される内容である事でとても引き込まれ、自主的なトレーニングの質が格段に良くなりました。また私ども顧問も普段では見えてこない事や工夫の在り方等、様々な事に気付かされ勉強になりました。

Q:今後、特別非常勤講師に期待する役割など

A:グローバル化が加速する中、多種多様性を重視した「近代トレーニング」を今後とも生徒に還元して頂けたら幸いです。