中学校 勤務
酒井京子 先生
東京造形大学ビジュアルデザイン学科卒業
ゼブラ株式会社宣伝課勤務を経て、現在は有限会社酒井ゆうじ造形工房にて企画・デザイン業務
A:今から16年前、子の母校の中学校の教頭先生より、美術教師不在により、現場の先生方が苦労している事、何より子供達の為にお力添えを、とのご要望があり、微力でもお役に立てればとお受けしたのが始まりで、現在は3~4校と関わらせて頂いています。
A:全員一律の指導では生徒個々の個性を生かした作品づくりはできませんので、授業時間内にクラス全員にその子に適したアドバイスができるように心がけています。また、まずはその子がどうしたいのかを聞き、押し付けでない指導に努めています。
A:美術が好きで得意な子もそうでない子も、指導により自分の絵が良くなっていく事で子供の目が輝き出します。その瞬間に何度も立ち会ってきて、そんな時は心からやりがいを感じます。
A:須賀川市ではゆかりのある銅版画家亜欧堂田善にちなんだ版画コンクールが年に一度開催され、地域の全中学校が参加します。そのトップ賞である田善賞に4名、最優秀賞、優秀賞では数多くの教え子が受賞しています。賞が全てではありませんが、その経験は自信に繋がり、成長に繋がる事を実感しているので大きな励みとなります。
A:校長先生、教頭先生、現場の先生方から感謝の言葉をいただく事が何より嬉しく感じます。自分の能力がお役に立っている事を知り大きな自信をいただいた様な気がしています。
A:3学年
A:
・ドライポイントでの影のつけ方、光の出し方を実践で教えてくださったところ。
・構図についてアドバイスをくださったところ。
・奥行きの出し方や実際に目で見る本物と写真で見たときのモチーフのちがいからどう描けば、自然に見えるか教えてくださったこと。
A:
・私はピアノを描きました。そのときに、ピアノに反射した自分の姿はどのように描いたらいいか、反射する文字の角度はどのくらいがいいのか、丁寧に親身になって教えてくださいました。おかげで上から2番目の賞をとらせていただきました。
A:3学年
A:
・しっかり「絶対最後まで丁寧にやった方がいいよ」とアドバイスをいただき、よりよく作品を作るためにつくしてくれた。
A:実物を手元に置いて彫る。ガットの模様や糸がつながる感じがすることや、ガットが出てくるおおもとのところをすごくアドバイスをいただき、それにより、大賞をいただき、すごくうれしかった。
A:3学年
A:版画やドライポイントについて、実体験を交えて詳しく教えてくれたところ。
アドバイスが具体的で、よりよい作品をつくる手助けをしてくれたところ。
A:写真だけでなく、実物を手元に置いて見て彫る。
A:子どもたちの可能性を引き出すきめ細かい指導。
A:免外で美術を担当しているため、版画の指導が難しかった。同じ地区内で免外の教員のいる学校で教えている当該講師にお願いし、3校をかけもちで教えていただいている。
A:各種コンクールにおいて様々な賞を受賞するなど、より専門的な技術について学ぶことができている。
A:今後も指導に関わっていただきたいと考える。その際に、より多くの時間関わっていただくことができればさらに教育活動が充実するものと考える。