福岡県 A先生

福岡県 小学校  勤務
A 先生 小学校教諭特別免許状 「英語」

プロフィール

・短期大学英語科
・オーストラリア、サンシャインコーストイングリッシュカレッジ勤務
・市役所臨職
・英語教室経営
・小学校 JTE

現職における役職や役割

外国語

特別免許状の授与を受けて勤務されている先生より

Q:教師を目指したきっかけや理由

A:英語講師をしていく中で、公教育の中で自分が役に立てることはないだろうか?と考えるようになり、町の外国語活動の支援員に就いた。支援員として勤務する中でやりがいを感じたため、教員免許状を取りたいと考えるようになった。

Q:実際に教師として勤務してみての感想・やりがいや、採用前のイメージとの変化

A:最初は学校独特の文化や大人数学級での授業に戸惑ったが、経験を重ねるごとに慣れ、児童の成長にかかわることができ、やりがいを感じている。

Q:前職の経験が生きていると感じるところ

A:オーストラリアで数年生活し、異文化での仕事に従事したことは、広い視野をもつことの重要性を児童に伝えることにつながった。また、英語講師の経験で獲得した英語指導技術が現在とても役に立っている。

Q:これから特別免許状の授与を受け、教師として勤務することを目指している方々への助言やメッセージ

A:新しい挑戦に戸惑うこともあるかもしれませんが、児童の成長にかかわることができる仕事は、自分自身の成長にもつながる素敵な仕事だと思います。

特別免許状を授与された先生の授業を受けた生徒より

生徒A

Q:現在の学年、または御職業

A:小学5年生

Q:その先生との当時のかかわり(クラス担任、教科担任、生徒(進路)指導、部活動顧問など)

A:教科担当(英語科)

Q:その先生に対して持っているイメージや、「他の先生とここが違う」と感じたことなど

A: 授業がおもしろい。
ジェスチャーを使って分かりやすく教えてくれる。
先生が明るい。
間違えた例を先に言ってくれるので発表しやすい。

Q:その先生についての印象的なエピソードや印象に残った言葉など

A: 発音やアクセントの説明が面白くてわかりやすい。
オーストラリアにいた時の体験話を織り交ぜて話してくれるので、興味関心を持つことができる。

特別免許状を授与された先生の勤務先の先生より

Q:貴校における教育の特徴やアピールポイントなど

A:児童数670名の管内でも有数の大規模校である。本校学校教育目標を「自ら学び、豊かな心で、たくましく生きる子どもの育成」とし、自ら進んで考え、仲間と力を合わせて課題を解決し、よりよく行動しようとする力を育成することを目指している。児童は、明朗で活動的である。学習にも意欲的に取り組み、研究教科である算数科を中心に学び方も定着しつつある。令和元年以降、各種学力調査等の結果は年々向上し、全国や県の平均を上回るようになっている。

Q:特別免許状を授与された教師の採用に当たって期待したこと

A:子どもたちが意欲的に英語科の学習活動に取り組み、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことの資質・能力を確実に身に着けることを期待した。

Q:特別免許状を授与された教師を採用することで変化したことや得られた成果など

A:子どもたちが積極的に言語活動に取り組み、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことの資質・能力を確実に身に着けている。毎年の標準学力調査でも、全国平均を大きく上回る成果を上げている。

Q:今後、特別免許状制度や特別免許状を授与された教師に期待すること

A:町内の英語科教育推進の中心的存在として、「CAN DO リスト」やカリキュラムの見直し、より効果的な評価方法の確立など、英語科推進教員と協力してさらに進めてほしい。