三重県立朝明高等学校 勤務
島原紘子 先生 高等学校教諭特別免許状 「福祉」
平成23年4月~28年3月:岐阜の病院で看護師として勤務
平成28年4月~29年3月:三重県立朝明高等学校にて講師として勤務
平成30年4月~現在:三重県立朝明高等学校にて教諭として勤務
教科:福祉(記載時(H30)) ※現在は育児休業中
校務分掌:1学年担任
部活動:ボランティア部
A:看護師をしている時から、教える仕事がしたいと思っていました。自分が教えたことがきっかけで医療や福祉の道に興味を持ったり、将来を考える材料になったら嬉しいという気持ちで教育の道に進みました。
A:教員とはただ授業をするだけでなく、生徒一人ひとりの個性や家庭環境に配慮しながら関わっていくことが必要なのだと分かりました。
社会に出てどうあるべきか、生き方を考えさせるのが教育なのだと分かり、教職に対する考え方が変わりました。
A:前職の知識や経験は、授業の展開に大いに役立っています。
前職は相手(患者)をよく観察し、得られた情報をもとにどう関わっていくか、仲間と連携して考える仕事でした。相手(生徒)をよく見て、必要な支援や指導をすることは共通しています。思いをキャッチし、必要な支援ができるよう生徒と関わっていきたいと考えています。
A:これまでの経験で得られた知識や技術をたくさん活用して欲しいです。
生徒達の変わっていく姿を見ることができるのは何よりの喜びです!そして、絶対に自分自身の成長にもつながります。自分の可能性を信じ、教育の世界に飛び込んで下さい。
A:介護職
A:教科担任(生活支援技術・医療的ケア)
A:常に優しく明るい先生ですが、介護現場で求められる技術の習得のための実習では、手際よい指示の一つひとつに、私たち生徒の間に緊張感が走り、利用者の大切な命を預かる真剣さを感じることができました。命の大切さ、重さを感じることのできる先生の授業は、今後、介護現場に立ったときも忘れることができない実習の一つになると思います
A:授業では医療的ケアにおける、喀痰吸引などについて指導していただきました。
教科書だけではわかりにくい実習のポイントを的確に指示していただくとともに、利用者の命に関わる行為の大切さや、その重みについて指導をいただきました。これから働く介護施設においても「利用者の立場に立った介護」を心がけていきたいと思います
A:本校は普通科の他にふくし科を設置し、介護のスペシャリストである介護福祉士の養成を目指して福祉の知識や技術の習得を図っています。インターンシップやボランティア活動にも積極的に取り組んでおり、社会に役立つ人材を育てています。
A:ふくし科の授業において「生活支援技術」の授業を中心に担当してもらっています。「生活支援技術」のなかで取扱う医療的ケアは、人間の命に関わるとても大切な科目ですから、医療現場で培った命の大切さや緊張感を生徒の授業の中で伝えていってもらいたいです。
A:行動する姿の一つひとつから医療現場で鍛え抜かれた真剣な姿を伺うことができ、ふくし科教員の中においても大変良い刺激となり、教員間における教育技術の向上につながっています。
A:ふくし科のような職業学科においては、専門的知識の他に技術の習得が必要です。特別免許で採用された教員には実践力や豊富な経験があり、生徒だけではなく教員間においても良い刺激となり、教員同士の資質を高めていくきっかけになることを期待しています