東京都 三田国際学園中学校高等学校 辻敏之 先生

三田国際学園中学校高等学校 勤務
辻敏之 先生 中学校教諭特別免許状 「理科」

プロフィール

名古屋大学大学院工学研究科 博士後期課程を修了。博士(工学)を取得。名古屋大学研究員、東京大学研究員、長浜バイオ大学講師を経て、現職。大学では生物物理学・分子生物学を専攻し、タンパク質の構造構築原理、複合体形成原理について研究を行っていました。

現職における役職や役割

理科教諭として生物を教えています。学習進路指導部に所属し、サイエンスコースの探究活動の指導、理系の進路指導などを担当しています。探究活動では日々の実験方法、実験結果についての議論や発表指導などを行っています。

特別免許状の授与を受けて勤務されている先生より

Q:教師を目指したきっかけや理由

A:中学生・高校生が探究活動を本格的に行っていくということを知り、その指導に興味を持ちました。

Q:実際に教師として勤務してみての感想・やりがいや、採用前のイメージとの変化

A:大学で働いているより生徒との距離が近く、スピード感があると感じられます。探究活動の指導という点で中高生の指導は大学とは全く違うものかと考えていましたが、本質的には大きな差はないと考えるようになりました。

Q:前職の経験が生きていると感じるところ

A:論理的なものごとの考え方や、コンパクトに考えをまとめることなど、これまでの経験は全て役に立っていると感じています。

Q:これから特別免許状の授与を受け、教師として勤務することを目指している方々への助言やメッセージ

A:大学や研究所で研究をしている方で教育に興味がある方には中学校・高等学校の教員は1つのキャリアパスではないかと考えています。みなさんの専門性を活かして、高いレベルで中高生に科学を浸透させることで未来の科学者を育成してください。

特別免許状を授与された先生の勤務先の先生より

Q:貴校における教育の特徴やアピールポイントなど

A:21世紀型のスキルを生徒に培うために、相互通行型授業(PBL)やオールイングリッシュの授業、ICT教育、STEAM教育を推進している。

Q:特別免許状を授与された教師の採用に当たって期待したこと

A:研究活動の促進

Q:特別免許状を授与された教師を採用することで変化したことや得られた成果など

A:生徒の研究活動への意欲の向上や、各方面での受賞など。

Q:今後、特別免許状制度や特別免許状を授与された教師に期待すること

A:研究活動の促進