埼玉県 埼玉県立川越女子高等学校 相原芽萌里(旧姓細野) 先生

埼玉県立川越女子高等学校 勤務
相原芽萌里(旧姓細野) 先生 高等学校教諭特別免許状 「外国語(英語)」

プロフィール

上智大学卒業
ANA成田エアポートサービス株式会社(国内航空会社地上職)
Thai Airways International Co.Ltd(外資系航空会社客室乗務職)
川越女子高等学校(令和3年度4月より)

現職における役職や役割

第2学年担任、外国語(英語)、総務部、登山部・園芸部

特別免許状の授与を受けて勤務されている先生より

Q:教師を目指したきっかけや理由

A:自身の民間企業や海外での経験を通じて生徒たちの選択肢を広げ、「生きる力」の育成を助けたいと考えたからです。世界の平和や社会的課題の解決における教育の重要性を認識しており、自身もその一端を担いたいと考えました。

Q:実際に教師として勤務してみての感想・やりがいや、採用前のイメージとの変化

A:前職でも人と関わることは多かったのですが、教育現場では生徒や保護者と更に深く関わるため難しさを感じる一方、生徒の成長に対するやりがいも感じています。また、当初は業務範囲の広さに驚きましたが、周りの方々に助けて頂きながら日々取り組んでいます。

Q:前職の経験が生きていると感じるところ

A:コミュニケーション力や気配りが重要とされる職場で働いた経験は、生徒一人一人の些細な表情や行動の変化に気付く上で役に立っていると思います。また。英文と関連している自身の海外経験や世界遺産などの知識を授業に取り入れることで、英語教育を通した言語能力の向上だけでなく、生徒たちの国際理解への深化に繋げたいと考えています。

Q:これから特別免許状の授与を受け、教師として勤務することを目指している方々への助言やメッセージ

A:民間とは全く異なる世界のため大変だと感じる部分もありますが、様々な経験を持った方や高度な専門知識を持った方が生徒たちと接することは、生徒たちの刺激となり、視野を広げることに繋がると思います。様々なバックグラウンドを持つ方が学校現場で数多く活躍することを祈っています。

特別免許状を授与された先生の授業を受けた生徒より

生徒A

Q:現在の学年、または御職業

A:高校2年生

Q:その先生との当時のかかわり(クラス担任、教科担任、生徒(進路)指導、部活動顧問など)

A:
1年次 クラス担任・英語コミュニケーションⅠ教科担当
2年次 論理・表現Ⅱ教科担当

Q:その先生に対して持っているイメージや、「他の先生とここが違う」と感じたことなど

A:先生自身の前職での海外経験を基にした実践的な英語を授業の中に取り入れ、分かりやすく教えて下さいます。また、授業外のサポートも丁寧に対応して頂き、英語の実力アップへと繋がっています。

Q:その先生についての印象的なエピソードや印象に残った言葉など

A:英語だけに限らず、その他の国のことわざなどを学級通信に載せて下さり、勉強になりました。先生ご自身が行かれた世界遺産の写真を見せて頂き、海外へ興味が湧きました。

特別免許状を授与された先生の勤務先の先生より

Q:貴校における教育の特徴やアピールポイントなど

A:学力の向上と人格の陶冶を柱とした教育活動を展開し、3年間を見通した緻密な進路指導により、生徒の希望実現に取り組んでいます。「学力育成の基本は日々の授業にある」という 理念に基づき、授業時数を多く確保するとともに、生徒が主体的・対話的に深く学ぶことのできる授業を行っています。

Q:特別免許状を授与された教師の採用に当たって期待したこと

A:広い視野や知識、見識に立った教育活動。豊かな人間性と社会人経験によるリーダーシップ。

Q:特別免許状を授与された教師を採用することで変化したことや得られた成果など

A:国際理解やキャリア教育の向上、英語力の向上。

Q:今後、特別免許状制度や特別免許状を授与された教師に期待すること

A:様々な経験や高度な専門性を持つ教員が現場に立つことによって、未来を担う子供たちに夢と希望を与えてくれる存在になると考える。その期待に応えられるようにぜひお願いしたい。