研修項目 |
研修内容 |
研修時間 |
研修の目標(身に付けたい資質・指導力) |
授業実践に関する技術(その1) |
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3~4 |
- 児童生徒の多様な意見を引き出す発問の仕方を工夫できる。
- 児童生徒の意見が学習の広がりや深まりにつながることをねらいとした教師の指導のあり方について理解する。
- 説明や解説、発問、意欲の喚起等について、話し方のこつを学び、授業中の実践につなげることができる。
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授業実践に関する技術(その2) |
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3~4 |
- 1時間の流れや本時のねらい・重点事項・まとめがわかるように板書することができる。
- 掲示資料や配付資料の内容や掲示方法について学び、効果的に資料を活用できる。
- ノート点検において、児童生徒の意欲を喚起するコメント等の書き方や評価の仕方を身に付ける。
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学習指導案の作成 |
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3~4 |
- 教材の特性やねらいと児童生徒の実態を関連させた指導目標を立てることができる。
- 単元全体の構成や学習過程の構成を工夫できる。
- 板書計画、学習の場の構成、発問等を工夫できる。
- 単元や各時の目標に応じた評価の視点を持って授業を展開できる。
- 発問や板書、予想される児童生徒の反応などを視野に入れた学習指導細案を作成できる。
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授業における児童生徒理解 |
- 児童生徒の反応の捉え方
- 机間指導を通しての理解の仕方
- ノートの利用の仕方
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3~4 |
- 様々な児童生徒の反応に対応できるよう多様な指導の仕方を考えることができる。
- 効果的な机間指導により個に応じた指導を行うことができる。
- 発達段階に応じてノートの書き方や整理の仕方について指導できる。
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授業の診断と記録の分析 |
- 児童生徒による授業評価の在り方
- 児童生徒の記録や作品の分析方法
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3~4 |
- 授業前の診断的評価と事後の総括的評価を対比させ、問題点や改善点を自己認識し、授業改善に努めることができる。
- 児童生徒の学習記録や作品等を分析し、今後の指導方法の改善に努めることができる。
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教材研究の方法と実際 |
- 授業設計の基礎
- 教材の収集・選択・分析の方法
- 教材化の工夫
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3~4 |
- 教材の特性と児童生徒の関心とを効果的に関連付けて教材化できる。
- 教材の特性を踏まえ、単元構成や学習過程、評価の在り方を工夫し学習指導案を作成できる。
- 教材の収集・選択・分析の手法を理解し、授業での教科の指導に用いる生かし方を理解する。
- 教材の提示や活用の仕方、配列を理解し、学習目標に迫るために教材化できる。
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教材研究の進め方 |
- 教材の系統性
- 教材の組み立て
- 学習指導案の作成
- 教材に応じた発問
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3~4 |
- 検定教科書が学習指導要領に準拠して組織配列された指導に用いる指導教材であることを理解し、その活用方法を身に付ける。
- 教材の系統性や組み立てを踏まえた教材研究の方法を身に付ける。
- 児童生徒の学習に対する興味・関心・意欲を喚起し、学習を深化させる教材を開発できる。
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テストの作成と評価の在り方 |
- テストの作成の仕方
- 評価の仕方
- 通信簿の記入の仕方
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3~4 |
- 学習内容が網羅されたテストの作成や構成、実施結果の処理方法を身に付ける。
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教科指導と情報機器の活用 |
- 情報機器利用の意義と役割
- コンピュータの特性と利用法
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8~9 |
- 教科指導における情報機器の果たす意義や役割について理解する。
- 情報機器の特性と効果的な活用の概要を理解する。
- 教材提示装置やデジタルコンテンツ等の機能・操作法を知り、その特性を生かした効果的な利用法を理解する。
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授業の分析と診断 |
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3~4 |
- 学習目標や児童生徒の実態などを踏まえた授業設計の仕方を身に付ける。
- 学習意欲を高める課題設定や発問を行うことができる。
- 効果的な資料提示のタイミングや、構造的な板書を行うことができる。
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個に応じた学習指導の進め方 |
- 一斉指導の効果
- グループ学習の効果
- 個別学習の意義
- 個に応じた指導の在り方
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3~4 |
- それぞれの学習形態の効果と問題点について学び、担当する児童生徒の実態や教材の特性と関連付け、実践例の検討を通して一斉指導・グループ学習・個別指導等を効果的に行うことができる。
- 児童生徒のレディネスやスキルを的確に把握し、個に応じた指導を行うことができる。
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学習指導と評価の要点 |
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3~4 |
- 指導と評価の一体化について実践を通じて理解する。
- 様々な評価方法を、児童生徒の学習方法に基づいて活用する技術を身に付ける。
- 単元前後の児童生徒による授業評価の実施や評価結果の分析を通じて、自己の授業改善に努めることができる。
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教材・教具の作成と活用の仕方 |
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3~4 |
- 導入部分での児童生徒の意欲を喚起する教材提示、授業の山場で児童生徒の考えを揺さぶる発問や教材、授業のまとめで学習内容が児童生徒に定着する教具など、学力向上に有効な教材・教具の開発に努めることができる。
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授業の反省と評価 |
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1~2 |
- 授業に関する知識や技術の習得状況を自己診断できる。
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年間指導計画の作成 |
- 年間実施授業の反省と改善点の検討
- 指導目標と指導内容の反省及び改善点の検討
- 単元ごとの指導目標と指導内容の反省及び改善点の検討
- カリキュラム改善の検討
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3~4 |
- 年間の授業実践をふり返り、指導内容や時数の配分等について改善箇所を検討できる。
- 各教科の目標を達成するため、バランスのとれた指導計画となるよう、今年度の実践を反省検討して改善できる。
- 単元ごとの実践をふり返り、目標設定・単元構成や学習過程の組み方、学習内容・学習評価の仕方・時数の配分等について反省検討を加えて改善できる。
- 教科間の内容や指導事項の関連を確認し、児童生徒の認識・体得の過程を踏まえたカリキュラムとなるよう検討し改善できる。
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中項目計 |
48~63 |
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