2 初任者研修

 初任の教員に対して、実践的指導力と使命感を養わせるとともに、幅広い知見を得させるため、採用の日から1年間、学級や教科・科目を担当しながらの実践的研修を受けることになっています。

趣旨 実践的指導力と使命感を養わせるとともに幅広い知見を得させる。
対象者 国公立の小学校等の教諭等のうち、新規に採用された者
実施 各都道府県、指定都市、中核市教育委員会
根拠法 教育公務員特例法第23条

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校内研修

拠点校指導教員(※)をはじめとして、校内の全教員で、授業の公開など、学校の様々な業務を行いながら研修を行います。

研修例
教員に必要な素養等に関する指導
初任者の授業を観察しての指導
授業を初任者に見せて指導
実際に授業をしながら研修する初任者(岡山県)    
校外研修

年間25日程度、ベテラン教員や指導主事から、教科指導や生徒指導など、教諭の職務の遂行に必要な知識や技能を学びます。

研修例
教育センター等での講義・演習
企業・福祉施設での体験
社会奉仕体験や自然体験に関わる研修
青少年教育施設等での宿泊研修
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    校種を越えて熱心に協議する初任者(岡山県)

 拠点校指導教員

初任者4人当たり1人配置される指導教員。ベテラン教員など指導力のある教員に任命し、指導の質の一定水準を確保している。また、校内にコーディネーター役の校内指導教員を置き、教科指導、生徒指導、学級経営等、必要な研修分野を全教員で分担して指導している。
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-- 登録:平成21年以前 --