第1章　高等学校教育の改革に関する推進状況（概要）

1．特色ある学校・学科の設置状況等の概要

1　総合学科の設置（参考1．総合学科の設置）

2　単位制高等学校の設置（参考2．単位制高等学校の設置）

区分	平成10年度	平成11年度	平成12年度	平成13年度	平成14年度	平成15年度	平成16年度
単位制高校の設置校数	237校	270校	342校	377校	423校	513校	591校
単位制高校の設置県数	47県1市	47県2市	47県3市	47県3市	47県5市	47県5市	47県7市
・全日制課程	133校	153校	180校	198校	231校	293校	347校
（うち総合学科以外の学科のみを置く全日制単位制高校）	29校	41校	51校	58校	76校	102校	114校
・定時制・通信制課程	112校	126校	172校	190校	205校	239校	266校
・公立の設置校数	204校	229校	289校	320校	358校	434校	500校

• ※　全日制課程の単位制高校＋定時制・通信制課程の単位制高校＝613校で、単位制高校の設置校数の591校と一致しないのは、両課程を設置している学校が22校あるためである。
  

• ※　1において、全日制課程と定時制・通信制課程の合計が一致しないのは、両課程を設置している学校が19校あるためである。
• ※　2において、全日制課程と定時制、通信制課程の合計が一致しないのは、平成16年度に両課程を同時に設置した学校が3校あるためである。
• ※　1及び2の合計において、1の513校と2の80校の合計数593校と2校合わないのは、平成15年度までにいずれかの課程を設置しており、平成16年度に新たな課程を設置した学校が2校あるためである。
• ※　3において、全日制課程と定時制・通信制課程の合計が一致しないのは、両課程を設置予定の学校が5校あるためである。

3　中高一貫教育校の設置（参考3．中高一貫教育校の設置）

4　総合学科、単位制高等学校、中高一貫教育校以外の新しいタイプの高等学校

 都道府県等からは、総合学科、単位制高等学校、中高一貫教育校以外の新しいタイプの高等学校として、平成16年度までに設置された学校については35都道府県2市111校が報告されている。

5　専門学科における特色ある学科を設置する高等学校

 各都道府県等においては、様々な特色ある学科の設置を進めており、平成16年度に設置された専門学科における特色ある学科としては、例えば、生物利用科、ライフデザイン科、品質管理流通科、コズモサイエンス科等がある。

2．学校間連携等の実施状況の概要

1　他の高等学校との学校間連携の実施（参考4．他の高等学校との学校間連携の実施）

2　インターンシップの実施状況（公立：平成15年度）

3　生徒の高等学校外における学修の単位認定

（1）対応状況

（2）大学、高等専門学校又は専修学校等における学修の単位認定（参考5．大学、高等専門学校又は専修学校等における学修の単位認定）

（3）ボランティア活動等に係る学修の単位認定（参考6．ボランティア活動等に係る学修の単位認定）

（4）技能審査の成果の単位認定（参考7．技能審査の成果の単位認定）

3．高等学校と大学の接続の改善の概要

1　大学の科目等履修生、聴講生又は公開講座などの制度の活用状況（高等学校で単位認定しているものを除く）（参考8．大学の科目等履修生、聴講生又は公開講座などの制度の活用状況）

2　大学教員による高等学校での学校紹介や講義等の実施状況

4．各教育委員会における高等学校教育を取り巻く諸課題と今後の対応等の概要

1　高等学校の再編整備計画等の検討について

 全都道府県（政令指定都市を除く）において、将来の高等学校の再編整備計画を作成又は検討しており、計画により整備を進めている都道府県においては、新たな計画又は次期の計画についても検討を始めた都道府県もみられる。

2　高等学校教育を取り巻く諸課題と今後の対応

 高等学校教育を取り巻く諸課題としては、総合学科や単位制の設置など特色ある学校づくり、中高一貫教育の導入、多様なニーズに応じた定時制・通信制の在り方、生徒の多様な能力・適性や興味・関心等に応じた入学者選抜の改善、国際化・情報化に対応した教育の在り方の検討、新学習指導要領への対応、不登校や高校中退等の学校不適応生徒への対応、望ましい職業観・勤労観の育成、地域住民や保護者等の意見を反映させた開かれた学校づくりの推進などが挙げられており、それに応じた様々な施策、事業を推進している。