コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)

平成28年度「地域とともにある学校づくり」推進フォーラム(長野会場)実施報告

1 趣旨

   学校が地域と一体となって子供たちを育む、「地域とともにある学校づくり」の充実方策について、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の効果的な取組の事例発表等を通して、各地域における効果的な導入や取組の充実に資することを目的とする。

2 主催

   文部科学省、長野県教育委員会

3 日時

   平成28年11月17日(木曜日)13時00分~16時30分(受付:12時00分~)

4 会場

   ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)中ホール (長野県長野市若里1-1-3)

5 参加者

   教職員、保護者、地域住民、学校・教育委員会関係者等

6 日程及び内容

 13時00分 ~ 13時10分  【主催者挨拶】
 13時10分 ~ 13時55分  【行政説明】


  長野県原山教育長の主催者挨拶でフォーラムが始まりました。

  高見学校運営支援企画官が、国の最新の動向や文部科学省の施策について説明をしました。


 14時00分 ~ 15時00分    【実践発表】
 「コミュニティ・スクールの具体的な導入の在り方・充実に向けた方策」
      ・長野県大町市立美麻小中学校
      ・山口県山口市教育委員会
     ◇コーディネーター
       新潟県上越市立春日新田小学校   校長 大山 賢一 氏 (文部科学省CSマイスター)


【長野県大町市立美麻小中学校】

  学校支援コーディネーターの前川氏から発表がありました。学社融合からコミュニティ・スクールに移行していった流れや、協議体による合意形成の必要性などについて説明がありました。地域を活性化し、地域を愛する子供たちを育てたいという思いが伝わる発表でした。

【山口市教育委員会】

  山口市教育委員会を代表して、林秀樹校長先生が前任校(仁保中学校)と現任校(潟上中学校)での実践を発表されました。

  「学校と地域の交流をさせてください」という投げかけから始まるコミュニティ・スクールの取組。地域の方々の「学校支援」と学校そして子供たちの「地域貢献」、この双方向性から生まれる関係が、全ての人々の夢や希望の実現、輝く未来の創造につながるとまとめられました。

【コーディネーター:大山賢一氏(文科省CSマイスター)】


 15時00分 ~ 15時15分  【休憩・準備】


 15時15分 ~ 16時25分  【パネルディスカッション】 「地域とともにある学校づくりの推進に向けて」
    ◇パネリスト
      ・長野県諏訪市教育委員会 教育長 小島 雅則 氏
      ・長野県上田市教育委員会生涯学習課 青少年指導員 伴 美佐子 氏
      ・山口県山口市教育委員会 山口CSコンダクター   長尾 彰  氏
    ◇コーディネーター
       日本大学文理学部  教授 佐藤 晴雄 氏 (文部科学省コミュニティ・スクール企画員)


  「学校現場」「地域」「行政」それぞれの立場や身近な実践などを踏まえたトークセッションが行われました。

  その中で、学校と地域の連携・協働に係る持続可能な仕組みづくりや地域住民の「当事者意識」の醸成と教職員の「意識改革」の必要性が改めて指摘されました。

  コミュニティ・スクールは子供も大人も地域も育ち合う、みんながハッピーになれる素敵な仕組みであるとまとめられました。


16時25分 ~ 16時30分  【閉会行事】

7 実践発表資料

お問合せ先

初等中等教育局参事官(学校運営支援担当)付

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(初等中等教育局参事官(学校運営支援担当)付)

-- 登録:平成28年11月 --