近年、少子高齢化社会の到来、産業・経済の構造的変化や雇用の多様化・流動化等を背景として、将来への不透明さが増幅するとともに、就職・進学を問わず進路をめぐる環境は大きく変化している。
こうした中、児童生徒が「生きる力」を身に付け、社会の激しい変化に流されることなく、それぞれが直面するであろう様々な課題に柔軟にかつ、たくましく対応し、社会人・職業人として自立していくことができるようにするキャリア教育が強く求められている。
また、5府省の関係閣僚により取りまとめられた「若者の自立・挑戦のためのアクションプラン」(平成16年12月)や経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005において、キャリア教育の更なる推進が求められたところである。
このような状況の下、児童生徒の勤労観、職業観を育成するために、各都道府県において、地域における職場体験の推進のためのシステムづくり、中学校を中心とした職場体験の5日間以上の実施など、地域の教育力を最大限に活用し、キャリア教育の更なる推進を図るための調査研究を実施する。
○ キャリア・スタート・ウィーク支援会議の設置
○ 地域における職場体験の推進のためのシステムづくり
○ 中学校を中心に、5日間以上の職場体験を実施
○ 地域住民・保護者等への啓発
○ 先進的・効果的な取組の普及・情報交換
○ 職場体験・インターンシップに関する取組の検証・評価
-- 登録:平成21年以前 --