家具導入に際しては、検討委員会等は特に設置していない。
家具選定の基準及び発注に際して特に配慮した点については、児童の体格に最適な規格及び使い易い机・いすを選定することを最優先としたことである。伊良原小学校は、既に木造校舎で整備されており、机・いすを木製に換えることにより、教室と融合することができた。
犀川町は、従来より地域材の利用促進に取り組んでおり、その一環として教育関係機関にも導入を行い、普及啓発に努めている。今後の木製家具の導入計画については、現在、児童数の減少により机・いすの在庫があるため、導入の希望はない。
普通教室において、通常の授業に児童が使用している。またグループ活動する際には、対面に配置を変え、グループでまとまって使用している。実際に使用した感想について、児童からは、ぬくもりを感じ、気持ちが落ち着く。教師からは、木の香りがあり、非常によかった。保護者からは、小学校時代を思い出し、昔を懐かしむ声を聞き、非常に好評である。天板が広いため、教科書等が置きやすい。いすの高さ調節は、3段階に切り替えられるが、特に、1年生にも対応可能な低い高さ等の調節機能の増加が望まれる。多少の傷はあるが、修繕までには至っていない。
机・いす
机・いす
文教施設企画部施設企画課
-- 登録:平成21年以前 --