紫波町では、環境への取り組みとして、有機資源循環、森林資源循環、無機資源循環の3つを柱とする「循環型まちづくり」を目指しており、平成14年度に上平沢小学校の校舎を建設するにあたり町産材を使用して建設することにより、森林資源循環を図るとともに、町内の大工で建設することで、経済の循環をも行おうという試みで計画された。
校舎の建設と同時に机、いすについても温かみのある木製にしたいとのことから、町内の木工所において、町産材を使用して、サイズ、強度等、新JIS規格に対応した町独特のものを製作し、県の農林関係の補助事業を導入して整備をした。平成14年度の事業により小学校4校に導入し、さらに平成16年度事業により2校に導入を進めている。
導入して間もないこともあり、現在定期的なメンテナンスは行ってないが、今後必要になってくると思われる。
机・いす(後面)
机・いす(側面)
文教施設企画部施設企画課
-- 登録:平成21年以前 --