(1)緊急事態発生時に、校内各教室・スペース、校長室、職員室、事務室相互間や、警察、消防への連絡等が迅速に行えるよう、普通教室、特別教室、体育館等の児童等が常時活動する場所に、インターホンや電話等の通報装置を設置することが重要である。
(2)緊急事態の発生を関係者に迅速かつ適確に伝達するため、防犯ベル・ブザーや非常押しボタン等を校内の適切な場所に設置したり、ペンダント型押しボタン等を教職員に配布することも有効である。
通報装置のタイプ | 機能 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|---|
送信機 | 非常押しボタン | 有線式で目立つボタンを押して通報。 | 保守の手間が不要。 | 移設時には配線工事が必要。 |
無線式で既設の建物に取付けて通報。 | 配線の手間がなく簡便に取付け可能。 | 電池交換などの保守が必要。 | ||
ペンダント型 | 無線式で携帯し通報。約100メートルまで送信可能。 | 持ち歩き、どこでも即座に対応可能。 | 電池交換などの保守が必要。 | |
キーホルダー型 | ||||
無線受信機 | 送信機から通報を受けアラームで知らせる。 | 通報の場所の特定が可能。 | 送信機が一定台数以上のときは受信機の増設が必要。 | |
インターホン | 親子式 | 教室と職員室間の通話。 | 選局の手間が不要。 | 教室間の通話が不可能。 |
相互式 | 全教室と職員室間の通話。 | 教室番号を押して、どこへでも自由通話が可能。 | 教室番号の選局が必要。 | |
校内通報 | 校内放送と通報を併用。 | ボタン一つで音声を拡声。 | システムが大がかり。 |
< 主な設置場所>
職員室、事務室、その他管理諸室
< 主な設置場所>
各教室外の廊下、トイレ外の廊下
文教施設企画部施設企画課
-- 登録:平成21年以前 --