3‐6 駐車場、駐輪場

(1)自動車や自転車等を使用する来訪者を適確に確認できるよう、駐車場や駐輪場の配置、構造等に留意することが重要である。

(2)校舎内や周囲からの見通しを確保し、駐車場や駐輪場の中に死角を生じないよう配慮することが重要である。

(3)夜間における不審者の侵入や犯罪を防止するため、駐車場や駐輪場に外灯を設置し、人の行動を視認できる程度以上の照度を確保することが望ましい。

  • 駐車場や駐輪場は、自動車や自転車により見通しのききにくい場所になりやすい。したがって屋根付の場合にも、できるだけ昼夜ともに暗がりをつくらないよう配慮することが重要である。
  • 来訪者を適確に確認できるように計画することが望ましいが、囲障の外側に駐車場等を配置し校舎内から見通すことが困難な場合には、周囲から見通しがきくようなしつらえとし、安全性を高めることが望ましい。
  • 一つの出入口に対し、駐輪スペースの奥行が長くなることは、非常時の避難を考えると望ましくない。駐輪場は、行き止まりの形状にならないように計画することが重要である。

写真3‐6‐1 職員室からの見通しが良い駐輪場
 写真3‐6‐1 職員室からの見通しが良い駐輪場

  • 駐輪場を職員室から見通しの良い位置に配置している。駐輪場への出入口を多く確保し、避難上も有効な計画としている。

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